RubyistMagazine出張版正しいRubyコードの書き方講座

Rubyist お待ちかね、青木さんの添削本、『RubyistMagazine出張版正しいRubyコードの書き方講座』が発売になります(献本ありがとうございます)。この本では様々なコードに対する添削*1が載っており、Wikiパーサのテキスト処理だったり、バイナリを Ruby の構造体に落とし込んだり、Webアプリケーションの基本からじっくり解説してあったり、などなど様々なジャンルを添削されてます。Ruby 初心者もちろんのこと、Ruby に慣れ親しんでる人でも、『おお、こんな書き方できるんだ』と発見があると思います。また豪華な執筆陣による寄稿コラムも嬉しいですね。


[アサマシ終わり]
さて、この本の第一章には、自分が二年弱前に書いた Ruby の PukiWiki Parser、Pukipa の添削が載ってます。当時試行錯誤して書いたのですが、それを青木さんが様々なテクニックを使って添削してくれて非常に参考になりました。速度向上の為にプロファイラを使ってネックとなる部分を見つけて改善、などもプロファイラを使ったことがなかったので目から鱗でした、役(?)得!!
そしてそれより時は昔、初めてプログラミングを初めて一ヶ月ぐらいのころに書いたコードも、実は青木さんにリファクタリングされたという過去があります。そのときは全くOOPを解っていなくて、ruby なのにメソッドのみで記述してたのですが、Template Method パターンを使って、なおかつ機能拡張を青木さんがしてくださったので「おおお、OOP はこんな風にするんだ(でも当時はやはりよくわかってなかった)」と感動し、Rubyist への道を突き進んだのでした。というわけで青木さんが添削(しかも二回も)してくれなかったら今の自分は無かったのだろうなぁ、と思うと感慨深いです。

*1:リファクタリングと云っても差し支えないですが、テストがないのはリファクタリングといわない、と角谷さんの受け売りで云いません(ぇー