闇RubyKaigi2011発表資料 - あなたの知らないREEの使い方

先日行われた RubyKaigi 2011 & 闇RubyKaigi 2011 で発表しました。RubyKaigi 2011 での会社的なちゃんとした(?)発表は、クックパッド開発者ブログをご覧下さい!

闇RubyKaigi2011の発表資料

RubyKaigi 1日目当日に闇RubyKaigiの追加募集があって、プレゼン時間2分とのことだったので応募したら通った*1ので発表しました。2分のLTぐらいならTAKESAKOさんじゃなくともサクっと作れるので、当日募集にはちょうど良い時間だと感じました!

プレゼン内容的にはREE使うとメモリバカ食いする設定が行え、テスト実行時間や development モードでの rails server の処理速度も速くなるので、特に MRI の 1.8.7 にこだわり無ければ REE の 1.8.7 を使うと速くなって幸せになれるよー、という話です。REE というと本番サーバで使うイメージが強く、その場にいた方々はみんなそんなイメージだったので周知のため応募しました。

なお僕の手元のMacBook Pro (8Gメモリ)ではこんな数値で使っていて、4並列テスト実行時にも問題無い感じです。マシンによっては値が大きすぎる等もあるので、適切に調節してお使い下さい。

export RUBY_HEAP_MIN_SLOTS=1000000
export RUBY_HEAP_SLOTS_INCREMENT=1000000
export RUBY_HEAP_SLOTS_GROWTH_FACTOR=1
export RUBY_GC_MALLOC_LIMIT=600000000
export RUBY_HEAP_FREE_MIN=2000000

*1:というか全員通りましたよね

継続的インテグレーションについて、Ruby勉強会@札幌-18 で発表しました

先日行われたRuby勉強会@札幌-18で、Ruby勉強会にもかかわらず空気を読まず、継続的インテグレーションについて発表しました。


継続的インテグレーションは複数人開発ではやるべき価値がある手法だと思ってますが、実際に実践してみないと価値をなかなか体験できない物だと思っています。

継続的インテグレーションについて語る際に、言葉で伝えにくい部分がある。それは、継続的インテグレーションは開発全体に関わる「パターン」への移行をもたらすものだということであり、こればかりは、実地で体験してみないと理解しがたいのだ。

継続的インテグレーションの恩恵

スライドの中では、実際にクックパッドで継続的インテグレーションを行っていて感じた価値、その結果変わった開発サイクル・プロセスについて書いてますので、良かったらご一読下さい。

Ruby札幌について

Ruby勉強会自体ももちろん楽しかったんですが、感動したのがRuby札幌コミニュティの暖かさでした。参加のやりとりのメールでも非常に丁寧にしていただいたのはもちろん、札幌に来るにあたって美味しいお店をまとめていただいたり、懇親会の後Ruby札幌のメンバーの方々にわざわざホテルまで見送りに来ていただいたり、観光プランを一緒に考えてくれたり、観光で小樽に行くと決まったら小樽で美味しいお店をまとめてくださったり、ほんと楽しくて暖かい方ばかりで、すごい良いコミュニティだなぁと感じました。まだ是非北海道行ってみたい、と感じさせられました :D