MochiKit

http://mochikit.com/
http://mochikit.com/screencasts/MochiKit_Intro-1.html
名前はご存じの人も多いと思われるJavaScriptライブラリMochiKit。自分もJavaScriptライブラリはprototype.js + scriptaculousで決まり、みたいな感じでMochiKitには全然注目してなかったのですが、screencast見ると凄さが解るとtypoさんのCLON書いてあったので見たらスゲーと思いました。まだ見てない人は必見!
prototype.jsがクラスベースのOOPみたいなことをしてライブラリを形成してるとしたら、MochiKitJavaScriptらしく良い意味でどんどんグローバルな関数を定義して使い勝手を向上させてます。また標準のexampleに入ってるinterpreterがブラウザ上でのJavaScriptの挙動をつかむのに良い感じです。FirefoxJavaScript ConsoleだとWinIEでの挙動が解らないですし、簡単に結果をHTMLとしてレンダリングできたりするのもgood。またbookmarkletで途中で必要な処理を呼び出して(screencastではloggerのdebug windowを呼び出してますね)デバッグできるのもよさげです。
prototype.jsには無いアプローチの方法で、「あーこんな事もできるんだね」と思わせてくれます。いままではprototype.jsしか追っ掛けてなかったのですがこれからはちょくちょくMochiKitも追っ掛けようと思います。

でもやはりprototype.js派なので、MochiKit ExampleのInterpreterprototype.js + scriptaculousを組み合わせて(ライブラリ読み込んだだけ)でprototype.jsの挙動も確認できるInterpreterを作ってみました。
http://rails2u.com/misc/prototype_interpreter/

[1,2,3].map(function(i){return i * i;})

とか打ってみると、実際にprototype.jsの組み込みprototypeが利用できることが解るでしょう。