Shibuya.JS 運営について
なにやら運営(費)について書くのがブームなようで、Shibuya.JS のテクニカルトークなどの開催をどんな感じで行っているかを書いてみます。
主に100人強の、大きくはない規模のイベントですが、今後イベントを開こうと思ってる人の参考になれば幸いです。
運営・企画
初回はスピーカを集めるところからでした。自分の知り合いや、この人にしゃべってもらえたら面白そう!という方々に連絡しました。そしてミーティング。ミーティング会場は、会社の会議室を貸してもらって行いました。そこでホワイトボードに自分の話したいこと、誰かに話してもらいたいこと、むしろ誰かこれについて喋って!のようなことを書きます。それをたたき台として、その後は qwik.jp の ML + Wiki を活用し、誰が何分、どんなことについて話すかを決めていきます。
二回目からのトークは、qwik にこれぐらいの時期にイベント開こうと思うので、いついつミーティングを開くので、qwik の出欠ページに書いてね、と連絡し、ミーティングを開催します。ML に流した次週にミーティングを開いても、ほとんどの人が集まってくれて、みんなヒマ忙しいところ時間を作ってくれてありがとう!
またミーティングでは、必ず明後日の方向にずれていくので修正が必要です。前回はなぜか途中から JavaScript で JavaScript VM のソースを読む会とかが開催されてました。おまえら JavaScript 好きすぎです。
ミーティング後の呑み会も重要で、ここで思わぬ脱線した話題からトークが決まったり決まらなかったりします。
と、一回のイベントにつき、一度だけリアルでミーティングを開いてます。最終的なスケジュールは qwik のページで決定します。
会場
毎回デジハリさんや IIJ さんにお世話になっています。このようなイベントでは、100人+規模ぐらい無料で会場を貸してくださる会社もあるので、知り合いの方を通じて話してみるとよいかと思います。
50 人ぐらいまでの規模でしたら、結構な会社の会議室などで開催が可能だと思います。
会場での運営・司会進行
基本的に司会は Shibuya.JS の幹事マンに、と運営メンバーにやってもらってます。会場での受付や案内は会場を貸してくださっている方や、運営メンバーやスピーカ、もしくは参加者のボランティアの方にお願いしています。
制作費
たぶん今まで一番制作にお金がかかったのが、id:kusigahama のプレゼンツールでは無いかと思われます。半紙や墨汁代とか。
タイムスケジュール
受付で配っているタイムスケジュールは、幹事マンが当日作って印刷してどこかでコピーして持って行きます。こないだはコピーに時間がかかって遅刻しそうに…。
ちなみに wiki 上で、発表内容の正式タイトル書いておいてね、とまとめページに書いてあるのですが、当日まで正式タイトルが決まってなかったり、当日タイトル変更しても良い?とか云われるので注意が必要です。
人件費
id:amachang が収入・出費は0円と書いていますが、スピーカの人たちは交通費を考えるとむしろマイナスです。交通費すら基本的には出ないので…。
その他雑費
- サーバ代
- レンタルサーバでなく、自分のサーバで行ってます。ときたま落ちてごめんなさい…。
- 参加フォーム
会場や運営など、協力してくれている方々がいないと今までの Shibuya.JS の開催はあり得ませんでした。快く協力してくださった方々、ほんとにありがとうございます。あと毎回様々なところに連絡している、竹迫さん、nagayamaんありがとう!
これぐらいな規模の手弁当イベントなら、愛さえあればタダで!あらかじめ有料会場を借りるような大きいイベントは、会計が本当に大変なので(Ruby 会議の id:moro さんを見ていて思った)、それだけでも別次元の運営の大変さがあるとは思うのですが、Shibuya.JS 規模のイベントなら、情熱さえあれば無料での開催が可能だと思うので、みなさんも面白いイベントを開いてくれると嬉しいです。いろんなイベントに参加したい!
*1:弊社ではない